大学生の子供が家出をしてしまったら、どうすればいい?

大学生だからと言って、安心してはいけません

大学生は学生ではあるものの、年齢からみれば十分に大人であると言えるでしょう。ですが、実際、中身(心)はまだまだ子供です。社会に揉まれることも経験しておらず、世間を甘くみているところがあります。

ですから、「大学生だし、家出をしてもそのうち帰ってくるから問題はないだろう」と思うのは、間違いです。

大学生が家出をしてしまうには、いくつもの理由が考えられます。また、ただの家出ではなく、事件や事故に巻き込まれてしまっている可能性もあるため、きちんと居場所を突き止めることが大切です。

 

大学生が家出を決断する理由とは?

大学生が家出を決断するときには、さまざまな理由があります。

たとえば……

 

一緒に暮らしている親が口うるさい

実家暮らしの大学生に起こりがちな理由です。一人暮らしをすることもできず、だからと言って、実家にもいたくないと感じたときに家出という方法を取ります。

 

彼氏や彼女と同棲したい

彼氏や彼女と好きという気持ちが盛り上がり、同棲したいと思うことがあります。それを後先考えずに実行してしまうパターンです。特に女子大学生にこの傾向は多いという特徴があります。

 

妊娠してしまった・妊娠させてしまった

大学生の立場ながら、娘さんの場合なら妊娠してしまったり、息子さんの場合なら妊娠させてしまったり、ということがあると、親に言い出すことができず、家出を選んでしまうことがあります。

 

家庭環境に満足していない

家庭環境に不満を抱えながら耐えている子供たちは数多くいます。ですが、物理的に家出をすることが適わないこともあるでしょう。しかし、大学生にもなると、アルバイトなどで自由になるお金ができたり、知恵もついていたりするので、家を出たいと考えていれば、家出をしようと決断することも珍しくありません。

 

悩みを抱えていても、誰にも相談できない

子供でもあり、大人でもあるという微妙な立場であるのが大学生です。就職やその後の進路(大学院進学をするか夢を追いかけるかなど)といった岐路に立たされたり、サークルや部活、アルバイト先など多くの交友関係を持ったりする時期でもあります。そうした中で悩みを抱えていても、誰にも相談できずに思いつめてしまうことがあります。思いつめた結果、「この場から逃げたいしたい」という気持ちから家出をしてしまうことがあります。

 

留年が決まってしまった

大学3年次に留年が決まってしまうと、卒業ができなくなり、就職内定を不意にしてしまうことになります。また、留年すると一年多く学費がかかることになるため、親にかける負担が大きくなることは言うまでもありません。ですから、留年が決まってしまったことを親に言うことができずに、現実逃避の気持ちも含めて、家出という選択をしてしまうことがあります。

 

就職活動が上手くいかない

就職活動は何十社何百社と受けて、ようやく内定が出ることが多いとされています。

そのため、不採用通知を繰り返し目にしたり、次々と同級生たちが内定を手にしていく姿を見たりすることがあることは容易に想像できます。内定がなかなかもらえないことに、自信を失くしてしまい、将来を悲観して家出に駆り立たされてしまうことがあります。

 

宗教にのめり込んでしまった

大学生の場合、多くのサークルがあり、交友関係も一気に広がります。そのため、宗教の勧誘にあうこともあります。そして、宗教にのめり込んでしまった結果、宗教施設に住みこむためなどの理由で家出をしてしまうことがあります。

 

ギャンブルにハマり、借金をつくってしまった

ギャンブルはほとんどの場合、年齢制限がありますが、その年齢制限をクリアできる時期が大学生です。友達に誘われたり、興味本位であったり、ギャンブルに初めて触れる機会を得ることが考えられます。しかし、さほどお金を持っているわけではない大学生がギャンブルにハマってしまうと、借金をしてまでギャンブルをしてしまうことがあります。そして、その借金を返す目途がたたず、そのまま借金から逃げるように家出をしてしまうのです。

 

とにかく、もっと自由に遊びたい

大学生になると、誘惑はたくさんあります。

アルバイトや合コン、デートにサークルと挙げていけばキリがないほど、楽しいことにあふれています。しかし、門限があったり、夜遅くまで遊んで帰ってくると小言を言われたりするため、「次第にもっと自由に遊びたい!」という気持ちがふくらみ、家出をしてしまおうと考えてしまうことかあります。

門限を気にせず遊びたいということは、クラブに行くなどの夜遊びが多いため、事件などに巻き込まれる可能性も上がります。

このような理由から家出をしていることがわかった場合は、なるべく早く連れ戻すことが重要です。

 

大学生が家出をしたときに注意しなければならないこととは?

家出の理由が明確である場合                            

たとえば、彼氏や彼女と同棲したいといった場合であれば、彼氏や彼女の家にいることがほとんどです。

また、家庭環境などに不満があり、家出をしている場合でも、友達の家にいることがわかっていれば、帰ってくるように説得をし続ければ、基本的に問題はないでしょう。

なぜなら、これらの場合は、事件や事故に巻き込まれてしまう可能性が低いと考えられるからです。

 

家出の理由が明確ではない場合

家出の理由が明確ではない場合や家出をすると言った書き置きがなく、帰ってこなくなってしまった場合は、事件や事故に巻き込まれている可能性があるので注意が必要です。すぐに、警察に行き、行方不明者届を提出しましょう。事件性がある場合は、警察も積極的に動いてくれるので、少しでも早く動くことが重要になります。

また、自殺を考えている可能性もあるため、早急に対処するようにしましょう。

 

大学生の家出で連絡がつかない場合は、要注意って本当?

大学生の家出の場合、家出の理由が明確だと本人と連絡がつくことがほとんどです。

何故なら、その理由が家族に分かるように本人も意識している事が多く、気づいてほしいと思っているケースが多いからです。

しかしながら、家出の理由が不明確だと事件や事故に巻き込まれていたり、自殺をしようとしていたりする可能性が考えられます。

大学生の場合、行動力もあるため、より迅速な対応が求められます。

 

まとめ

大学生は高校生までの頃に比べ、自立心が確立されています。また、社会人になるための準備期間でもあるため、高校生までにはなかったさまざまな悩みや問題を抱えています。そうしたときに、自分で解決することができず、相談すら誰にもできないと家出という手段を選んでしまう傾向があるので、日頃から子供と話す習慣を持つことが大切です。子供に無関心でいることが何より危険です。

 

大学進学により、子供が一人暮らしをしている場合でも、子供がうっとうしいと思わない程度に連絡を取り、現状を把握したり、相談しやすい環境をつくったりすることで、家出を思いとどまらせることにつなげることができるでしょう。

 

また、大学生の家出の場合、家出の原因が明確である場合と家出の原因が不明確な事件性の可能性がある場合とは、分けて考える必要があります。家出調査は初動が肝心です。ですから、大学生の子供の家出がわかったら、どちらのパターンの家出であるかをまず理解することから始めましょう。

 

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